バイタルトーク日本版のホームページを公開しました

2021.12.01

バイタルトーク(VitalTalk)は、約20年前に米国の緩和医療医らによって開発されたコミュニケーションスキルのトレーニングです。重篤な疾患をもつ患者や家族に、病状や予後、治療の中止などを伝えることや、これからの治療のゴールを話し合うコミュニケーションスキルは、医療者にとって欠かせないものです。不十分なコミュニケーションは、医師-患者-家族関係の悪化や、患者の望まない治療の継続、医療者の燃え尽きにもつながることが知られています。

日本においても、近年、医師のコミュニケーションに対する社会的な関心は高まってきました。医学教育モデル・コア・カリキュラムの中でも、医師として求められる基本的な資質・能力として「コミュニケーション能力」が掲げられ、全国の医学部で、基本的なコミュニケーション、医療面接の教育が行われるようになっています。一方、卒後の臨床現場や各専門領域で必要とされるより高度なコミュニケーションについては、必ずしも系統的な教育やプログラムが十分に行われていないのが現状です。

そこで、バイタルトーク日本版では、米国のバイタルトークのトレーニングプログラムに基づき、日本の医療者のために日本語での研修を提供しています。